リキッドから約4,000BTC流出|ポリマーケットが無期限先物開始 — 9月7日

2026-09-07

予測市場が示す市場心理

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BTC、9月中に$75,000まで下落

参加者の意見が二分 — 市場は方向感を探っている

52%

今日の予測

今日のBTC $80,000超え47%
今日のETH $2,500超え55%

今月の予測

BTC、9月中に$75,000まで下落52%
BTC、9月中に$87,500到達34%
ETH、9月中に$2,700到達53%
XRP、9月中に$1.80到達13%

Polymarket参加者の売買に基づく予想確率。予測市場トラッカーで詳細を確認。

9月7日の暗号資産市場は、価格よりもインフラの脆弱性が話題をさらった。ビットコインのサイドチェーン「リキッドネットワーク」から準備金の約95%にあたる4,000BTC近くが流出し、ネットワークは事実上停止した状態にある。一方でポリマーケットは最大20倍の無期限先物を開始し、レブロン・ジェームズ氏との提携も明らかになるなど、予測市場プラットフォームの事業拡大が加速している。BTCは9月7日12時20分時点で79,812ドルと前日比ほぼ横ばいで、機関投資家の動きではハイパーリキッドETFを30機関が保有していたことも判明した。

今日のポイント
  • リキッドネットワークから3,998.5 BTC、約3.2億ドル相当が流出。準備金約4,200 BTCの約95%にあたる
  • トレザーの配送委託先ShipMonkでの情報漏えいが約8万人規模に拡大、米国で6万7,000人を追加確認
  • ポリマーケットが最大20倍の無期限先物を開始。日本と米国は国際版の取引対象外
  • GMOコインが9月16日正午からLTC入金の反映を最短10分から最短100分へ変更
  • BTCの短期保有者指標STH-SOPRが1年以上ぶりにプラス圏へ、直近値は約1.01

リキッドネットワークから約4,000BTC流出、ブリッジは停止状態

Blockstreamが運営するビットコインのサイドチェーン「リキッドネットワーク」から、約3,998.5 BTC、日本円で約500億円相当が外部へ移動した。インシデント前の準備金は約4,200 BTCで、ペッグを支える裏付け資産のおよそ95%が抜き取られた計算になる。資金は「SideSwap PAK」経由で引き出されたとされるが、BlockstreamはPAKを含む鍵の侵害はなかったとしており、根本原因は判明していない。実行者はオンチェーンメッセージで「we are whitehats. contact us on chain」と名乗り、Blockstream側も署名付きメッセージで接触を試みているが、資金の返還は確認されていない。ブリッジノードは一時的に無効化され、暗号資産取引所もLBTCの入出金を停止している。

「ホワイトハット」を名乗る事例には、全額返還に至ったケースとそのまま持ち去られたケースの両方がある。交渉の行方に加えて、根本原因が特定されるまでLBTCの取り扱いがどうなるかが当面の焦点になる。

トレザーの配送委託先で漏えい、対象は約8万人規模に

ハードウェアウォレット大手トレザーの配送委託先ShipMonkで起きた情報漏えいについて、米国顧客約6万7,000人が新たに影響を受けたことが判明した。当初発表分の1万3,689人と合わせ、対象は約8万人規模に膨らむ。漏えいしたのは氏名・メールアドレス・電話番号・配送先住所・注文番号などで、対象期間は2019年11月から2021年8月。削除されたはずの古い注文情報が委託先に残っていた形だ。トレザーは対象者へ「help@trezor.io」から直接メールを送っており、EUでは2026年9月、米国では同年末までに匿名配送の提供開始を目指すとしている。

住所が漏れたということは、ハードウェアウォレットを保有している事実が第三者に知られた状態を意味する。偽の交換品を送りつける郵送型のフィッシングは実例があり、バックアップの入力を求める連絡には一切応じないことが基本になる。

ポリマーケットが無期限先物を開始、レブロン氏との提携も

予測市場のポリマーケットが、米国時間9月3日から無期限先物「ポリマーケット・パープス」の提供を始めた。対象はBTC・ETHに加え、S&P500やナスダック100、金・銀・WTI原油、さらにエヌビディアやテスラなどの個別株にまで広がる。レバレッジは暗号資産・指数・コモディティで最大20倍、個別株で最大10倍。提供は国際版のPolymarket.comで、日本や米国など一部地域では取引が制限されている。並行して、NBAのレブロン・ジェームズ氏がポリマーケットとの提携を予告しており、NBA選手個人としては初の契約とされる。

予測市場が「イベントの確率」からレバレッジ取引へ踏み込むと、板に乗る価格は純粋な確率推定から離れやすくなる。予測市場のオッズを情報として読む際は、その市場が何を対象に取引しているのかを都度確認したい。

GMOコイン、LTC入金の反映を最短100分に変更

GMOコインは9月16日正午から、ライトコインの入金反映にかかる時間を最短10分から最短100分へ変更する。背景としては、2026年4月25日にLTCで13ブロックにおよぶチェーン再編成が発生した事案が指摘されている。プライバシー拡張機能「MWEB」の脆弱性を突かれたもので、復旧には通常目安の約32分を大きく超える3時間超を要し、ライトコイン側は事案発生後に修正パッチを適用した。ただしGMOコインの告知文はこの事案に直接言及しておらず、両者の関連が公式に確認されたわけではない。

承認待ち時間の延長は、取引所側がチェーン再編成のリスクを織り込んで保守的な運用に寄せたサインと読める。送金のタイミングがシビアな取引をする場合は、変更日の9月16日を押さえておきたい。

BTCは7万9,000ドル台、短期保有者の損益が1年ぶりプラス圏へ

BTCは9月7日12時20分時点で79,812ドルと、前日比ほぼ横ばいの水準にある。そうしたなか、短期保有者の売買損益を示すSTH-SOPRの30日移動平均が1年以上ぶりにプラス圏へ浮上し、直近値は約1.01となった。CryptoQuantのデータをもとにアナリストのダークフォスト氏が指摘したもので、前回の弱気相場では約1年間マイナス圏が続いていた。デリバティブ市場ではアルトコインの建玉がビットコインを上回ったと報じられ、Zcashは24時間で約12%上昇して1,193ドル前後で推移している。2010年3月に採掘されたとされる100BTCが16年半ぶりに移動した動きも確認された。

STH-SOPRのプラス転換は直近の買い手が含み損から抜けたことを意味する一方、利益確定売りが出やすい水準に入ったとも読める。方向感が定まるかどうかは、追随する出来高が伴うかで見えてくる。

ARBがソラナ上で取引可能に、チェーン間の相互流通が進む

アービトラムのガバナンストークンARBが、ソラナ上で取引できるようになった。ワームホールラボがインキュベートした資産ゲートウェイ「Sunrise」を経由するもので、Sunrise上のカノニカル版として扱われる。対応するのはJupiter、Backpack、Phantom、Solflare、Raydium、Kamino Swap、Mayanなど。同じタイミングでPendleがRobinhood Chainでの稼働を開始しており、主要プロトコルが自チェーンの外へ展開する動きが続いている。

同一トークンが複数チェーンで流通するようになると、どのアドレスが正規版かの確認がこれまで以上に重要になる。DEXで扱う場合は、公式が公表しているミントアドレスと必ず突き合わせたい。

ソース

リキッドネットワークから約4,000BTC流出

ポリマーケット、無期限先物とレブロン提携

トレザー委託先の漏えい、対象8万人規模に

GMOコイン、LTC入金反映を最短100分に

BTC7.9万ドル台、短期保有者が1年ぶり利益圏

ARBがソラナ対応、チェーン間流通が進む