USDコイン(USDC)とは
USDコイン(USDC)は、米Circle社が発行する米ドル連動型ステーブルコインで、1USDC=1米ドルの価値を維持するよう設計されている。2018年にCoinbaseとCircleが共同で立ち上げたCentre Consortiumが発行を始め、現在はCircleが単独で発行・償還を担う。USDTに次ぐ流通量を持つ第2位のステーブルコインで、規制遵守と透明性の高さで差別化されている。
最大の特徴は準備金の構成と開示の厳格さで、裏付け資産は米国短期国債とCircle社が管理する米ドル現金のみに絞られている。Deloitteによる月次アテステーション(証明)で残高が開示され、米国の州規制(NY DFS等)にも準拠する。Ethereum・Solana・Base・Arbitrum等の主要チェーンにマルチチェーン展開されており、機関投資家・DeFi・PayFi領域で広く採用されている。
仕組み・準備金・SBI VCトレードでの買い方・USDTとの違いなど詳細は以下のガイド記事にまとめている。
USDCの将来性のポイント
- Circle社の月次アテステーション・規制準拠による透明性が、機関投資家・PayFi向けに支持されている
- BlackRock・Visa・Mastercard等の伝統金融との提携で、トークン化資産(RWA)・決済領域での採用が拡大
- マルチチェーン展開(Ethereum・Solana・Base・Arbitrum等)でDeFi利用の選択肢が広い
- Circle社が米国でIPO(Circle Internet Group)を実現し、規制対応型ステーブルコイン発行体としての地位を確立
投資前に知っておきたい注意点
- 価格上昇益を狙う投資対象ではなく、ドル建ての価値保管・決済手段として位置づける必要がある
- 2023年SVB破綻時のように、銀行カウンターパーティーリスクで一時的なデペッグが発生する可能性がある
- USDTと比べ取引所のペア通貨としての流動性は劣り、海外取引所での取扱い深さに差がある
- 日本円→USDC交換時も暗号資産同様に課税対象となる可能性があり、税務処理に注意
- 米国の規制方針変更が需給に直接影響しやすい