フェッチ・エーアイ(FET/ASI)とは
フェッチ・エーアイ(Fetch.ai)は、AIエージェント(人に代わって自律的に判断・実行するプログラム)の基盤づくりを目指すプロジェクト。2019年にBinance Launchpadでの販売(IEO)を経て上場し、AIと暗号資産を組み合わせた銘柄として知られる。
2024年には、同じくAI分野のSingularityNET(AGIX)・Ocean Protocol(OCEAN)と統合し、ASI(Artificial Superintelligence Alliance、人工超知能アライアンス)を結成。各トークンをFETへ集約する形で再編された。構想上はASIティッカーへの統一が掲げられたが、複数の取引所が移行を見送ったため、流通は引き続きFETで行われている。FETはエージェント間の取引・手数料、ステーキング、ガバナンスに使われる。
価格推移と主要イベント
2019年2月のBinance上場時は0.36ドル前後で、2024年3月には月内高値で約3.48ドルまで上昇し史上最高値を付けた。同年7月にASIアライアンスへの統合が始まり、その後は調整が続いて、2026年6月時点では0.2ドル台で推移している。
FET(フェッチ・エーアイ/ASI)価格推移と主要イベント(USD)
FET(ASI)の将来性のポイント
- AIエージェントという成長テーマを掲げる
- SingularityNET・Ocean Protocolとの統合で開発リソースを集約
- ステーキングやガバナンスを通じてネットワークに参加できる
- AIと暗号資産の交差点という分かりやすい立ち位置
投資前に知っておきたい注意点
- 2024年の高値から大きく下落しており、戻り売り圧力が残りやすい
- AI関連トークン全体のテーマ性に値動きが左右されやすい
- 統合に伴う総供給の拡大による希薄化の影響を受ける
- ティッカー(FET/ASI)や統合の経緯が分かりにくく、混乱を招きやすい