アルゴランド(ALGO)とは
アルゴランド(ALGO)は、チューリング賞を受賞したMIT教授シルビオ・ミカリ氏が設立した、スマートコントラクト対応のレイヤー1ブロックチェーン。2019年6月にメインネットが稼働し、非営利のAlgorand Foundationが開発・普及を主導している。
コンセンサスには独自の「Pure Proof of Stake(PPoS、ピュア・プルーフ・オブ・ステーク)」を採用し、少額のALGO保有でも検証に参加しやすく、取引が短時間で確定(ファイナリティ)してチェーンが分岐しにくい設計を特徴とする。手数料が低く処理が速い点を強みに、決済やDeFi、トークン化資産(RWA)などの用途を想定している。発行上限は100億ALGOで、当初2024年までとされた配布スケジュールは2030年まで延長されている。
価格推移と主要イベント
2019年6月の上場直後に月内高値で約3.4ドルを付けたものの、その後は急落し、これがほぼ史上最高値となっている。2021年9月の上昇相場で一時2.5ドル台まで戻したが、2022年の弱気相場で大きく下落。2026年6月時点では0.09ドル前後で推移している。
ALGO価格推移と主要イベント(USD)
ALGOの将来性のポイント
- 取引確定が速くチェーンが分岐しないPPoS設計で、決済・トークン化資産向けの基盤として開発が続いている
- 2021年以降「カーボンニュートラル」を掲げ、環境配慮を打ち出している
- 2025年にガバナンス報酬からステーキング(ブロック)報酬への移行が進み、保有者がネットワーク報酬を受け取る仕組みが整備された
- 手数料が低く、Algorand Virtual Machine(AVM)上でスマートコントラクトを構築できる
投資前に知っておきたい注意点
- 2019年の上場直後高値から長期にわたり下落基調が続いている
- 配布スケジュールが2030年まで残っており、供給増による希薄化の影響を受けやすい
- 多数のレイヤー1が競合する中で、エコシステムの拡大ペースが課題として指摘される
- FIFAなど過去の大型提携が他チェーンへ移行した例もあり、採用動向を継続的に確認したい