ネオ(NEO)とは
ネオ(NEO)は、Da Hongfei氏とErik Zhang氏が2014年に「Antshares(アントシェアーズ)」として立ち上げ、2017年にNEOへ改称したスマートコントラクト基盤。早くから登場したことや中国発であることから「中国版イーサリアム」と呼ばれることもある。
最大の特徴は2トークン構成で、ガバナンスを担う「NEO」(発行上限1億枚・分割不可の整数単位)を保有していると、ネットワーク手数料の支払いに使う「GAS」が自動的に生成される点にある。コンセンサスにはdBFT(delegated Byzantine Fault Tolerance)を採用する。2021年8月には大型アップグレード「Neo N3」を稼働させ、2024年にはEVM互換のサイドチェーン「Neo X」をメインネット公開するなど、イーサリアム互換環境への対応も進めている。
価格推移と主要イベント
2017年11月のBinance上場時は30ドル台で取引が始まり、2018年1月には月内高値で約199ドルまで急騰して史上最高値を付けた。2021年5月の上昇相場で一時141ドルまで戻したものの、その後は長期の調整が続き、2026年6月時点では2ドル前後で推移している。
NEO価格推移と主要イベント(USD)
NEOの将来性のポイント
- NEOを保有するだけでGASが生成される独自の2トークンモデル
- EVM互換サイドチェーン「Neo X」により、イーサリアム系の開発資産を取り込みやすい
- 大型アップグレード「Neo N3」で基盤を刷新済み
- 発行上限1億枚で供給量が固定されている
投資前に知っておきたい注意点
- 2018年高値からの下落幅が大きく、戻り売り圧力が残りやすい
- コンセンサスノードが限られており、中央集権的との指摘がある
- 中国発のプロジェクトのため、中国の規制動向の影響を受けやすいとされる
- スマートコントラクト基盤として、より大規模なエコシステムを持つ競合チェーンとの競争にさらされている