セイ(SEI)とは
セイ(Sei)は、取引・DeFi用途に最適化したレイヤー1ブロックチェーン。当初はCosmos SDKをベースに構築され、元ゴールドマン・サックスのJeffrey Feng氏と元RobinhoodのJayendra Jog氏らによるSei Labsが開発し、2023年8月にメインネット(Pacific-1)が稼働した。
特徴は処理速度を重視した設計で、取引を並列処理する仕組みと独自の「Twin-Turbo Consensus」により高速なブロック確定を狙う。2024年には並列EVMに対応した「Sei V2」を導入し、MetaMaskなどイーサリアム系の開発ツールをそのまま使えるようにした。2025年にはEVM中心の構成へ移行する方針が示され、さらに高いスループットを目指す「Giga」アップグレードのロードマップも進められている。発行上限は100億SEIで、ガス・ステーキング・ガバナンスに使われる。
価格推移と主要イベント
2023年8月のBinance上場時は0.1ドル前後で、2024年3月には月内高値で約1.15ドルまで上昇し史上最高値を付けた。その後は調整が続き、2025年1月に一時0.48ドルまで戻したものの、2026年6月時点では0.05ドル前後で推移している。
SEI価格推移と主要イベント(USD)
SEIの将来性のポイント
- 取引・DeFi用途に特化し、並列処理による高速なブロック確定を志向するL1設計
- 並列EVM「Sei V2」により、イーサリアム系の開発資産やツールを取り込める
- スループット向上を狙う「Giga」アップグレードが進行中
- ステーキングやガバナンスを通じてネットワークに参加できる
投資前に知っておきたい注意点
- 2024年の高値から大きく下落しており、戻り売り圧力が残りやすい
- 初期流通量が小さく、トークンのアンロック(ロック解除)による供給増・希薄化の影響を受けやすい
- 多数のレイヤー1が競合し、エコシステムはまだ発展途上にある
- TVL(預け入れ資産)の変動が大きく、特定プロトコルへの集中も見られる