フレア(FLR)とは
フレア(FLR)は、スマートコントラクト機能を持たない暗号資産(XRP・ドージコイン・ライトコイン・ビットコイン等)を、EVM互換環境でDeFi運用できるようにすることを目的とするL1ブロックチェーン「Flare Network」のネイティブトークン。2020年にXRP保有者向けエアドロップが公約されたことで国内でも話題となり、2023年1月にメインネットがローンチされた。創業者は元XRPコミュニティメンバーのHugo Philion氏。
技術的な特徴は3つの独自機能にある。1つ目はFTSO(Flare Time Series Oracle)で、多数のデータプロバイダーが価格を提出・中央値を採用する分散型オラクル。2つ目はState Connectorで、他チェーンやWeb2の情報をブロックチェーン内で検証可能にするブリッジ層。3つ目はFAssetsで、XRP等の非スマコン系トークンをFlare上でラップしDeFi(レンディング・DEX等)に流す仕組み。これらを組み合わせ「スマコン非搭載チェーンのホルダーに利回り機会を提供する」ことを差別化ポイントに据えている。FLRはガス代・FTSOデリゲーション報酬・FAssets担保・ガバナンスに使われる。
将来性のポイント
- FTSO・State Connector・FAssetsの独自3機能による他L1との差別化
- XRP・DOGE・LTC・BTCホルダーをDeFiに取り込むポジショニング
- EVM互換により既存Solidity開発者の参入ハードルが低い
- XRP保有者への大規模エアドロップによる初期保有者の広がり
投資前に知っておきたい注意点
- 2020年のエアドロップ公約から実際の配布完了まで約3年かかり、初期価格は大幅に下落した経緯がある
- エコシステム(TVL・dApps数)はEVM系主要チェーンに比べて小さい
- FAssetsの本格稼働・採用状況次第で独自性の評価が大きく変動する
- 最大発行枚数1,000億FLRと多く、段階配布によるインフレ圧力がある