サイバーコネクト(CYBER)とは
サイバーコネクト(CyberConnect、CYBER)は、もともと2021年に始まった「分散型ソーシャルグラフ」のプロトコル。ソーシャルグラフとは、SNSにおける人のつながりやフォロー関係のことで、CyberConnectはこれをユーザー自身が所有し、複数のアプリをまたいで持ち運べるようにすることを狙った。いわゆる「SocialFi(ソーシャル×分散型金融)」の代表的なプロジェクトのひとつとして知られる。
2024年5月、プロジェクトは名称を「Cyber」へと刷新し、ソーシャルに特化したイーサリアムのレイヤー2(L2)メインネットを稼働させた。これはイーサリアムのスケーリング技術(OP Stack)とリステーキングを組み合わせた構成で、ソーシャル機能をチェーンそのものに組み込んでいる。CYBERはこのネットワークのガス代、ガバナンス投票、ステーキングに使われるトークンで、複数のチェーンに展開できるオムニチェーン設計を採る。
価格推移と主要イベント
CYBERは2023年8月にBinance Launchpoolを経て上場し、上場月に月内高値17.79ドルを付けた。2024年3月にも15ドル台まで反発したが、その後は長期的に水準を切り下げている。2024年5月にはプロジェクトが「Cyber」へとブランドを刷新し、ソーシャル特化のレイヤー2を稼働させた。2026年6月時点では0.3〜0.4ドル前後で推移している。
CYBER価格推移と主要イベント(USD)
CYBERの将来性のポイント
- ソーシャルに特化したレイヤー2という独自のポジション
- アイデンティティやつながりをユーザーが所有するSocialFiの構想
- 複数チェーンに展開できるオムニチェーン設計
- ステーキングを通じてネットワーク運営に参加できるトークン設計
投資前に知っておきたい注意点
- 上場来高値からの下落幅が大きく、戻り売り圧力が残りやすい
- SocialFi・Web3ソーシャルは実用化が道半ばで、採用の広がりが読みにくい
- 上場時の流通量が少なく、アンロックによる供給増の影響を受けやすい
- レイヤー2は競合が多く、開発者・アプリの獲得競争が激しい